高千穂ファーマーズスクール

PROGRAM
研修について

農業を始めたいけど、何が必要ですか?
やる気さえあれば、農業を始めることはできますが、農業で生計を立てるとなれば様々な準備が必要です。 その準備のお手伝いをするのが高千穂ファーマーズスクールです。

技術

栽培技術や営農のための知識の修得が必要です。 独学でも可能ですが、先輩に学ぶ方が効率的で、分からないことをすぐに聞くことができます。

農地

農作物を栽培するためには農地を確保しなくてはいけません。 しかし、縁故のない土地で個人が農地を借りるのは困難です。

住宅

農業をする場合、農機具や資材の保管が必要となるため、一戸建てが望ましいです。

資金

農業は初期投資が必要です。農作物を収穫して販売するまで収入がありません。農地や農機具の取得費、種苗代、資材代、経営が安定するまでの生活費などのために、資金が多いほど有利といえます。

仲間

農業は一人でもできますが、就農には家族の理解が不可欠です。しっかりと将来のビジョンを話し合いましょう。 農業は繁忙期と閑散期があるので、家族で農業をすれば繁忙期の人件費を削減できます。また、農村では地域とのつながりも大切です。農家同士のつながりができれば、情報交換したり助け合ったりできます。
農業で生計を立てるまでどのくらいかかりますか?
全国農業会議所が発行する「iju info」によると、移住して農業を始めた人の生計が安定するまでには、平均2年半かかっているというデータが出ています。できるだけ早く経営を安定させるために、高千穂町では高千穂ファーマーズスクールを開設し、知識やノウハウ習得、資金や農地の確保、住宅確保支援を一体的に行います。
どんな作物でも栽培できますか?
適地適作という言葉があります。その土地の気候にあった作物を栽培するのが基本です。また、作物によって栽培技術や設備、必要な農地の面積も違ってきます。高千穂ファーマーズスクールでは新規就農でも栽培しやすく、少ない農地でも所得が見込める4品目(ミニトマト、ほうれんそう、きんかん、ラナンキュラス)を研修品目にしています。
高千穂ファーマーズスクールと他の自治体の研修制度との違いは?
新規就農のための研修制度は全国にありますが、運営主体や研修方法に違いがあります。高千穂ファーマーズスクールは宮崎県や高千穂地区農業協同組合などの関係機関協力のもと、高千穂町(自治体)が運営しています。
研修方法も、全ての研修生が同じ場所で研修を行うトレーニングハウス方式や、地域の先輩農家のもとで個別に研修を行う師弟制度方式があります。高千穂ファーマーズスクールは後者を採用しています。どちらの方法にもメリットとデメリットがありますが、師弟制度方式は実際の農家で研修するのでリアルな営農を見ることができます。現実という厳しさを含め、就農にむけてイメージがつかみやすい特徴があります。

そのほかの研修

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